レセプトビッグデータを用いた甲状腺眼症の疫学解析

2022年6月4日

■ 学会名
第95回日本内分泌学会学術総会

■ 発表日
2022/06/04

■ 共同演者
西岡 祐一、玉城 由子、小泉 実幸、中島 拓紀、紙谷 史夏、桒田 博仁、岡田 定規、毛利 貴子、榑松 由佳子、久保 慎一郎、明神 大也、野田 龍也、今村 知明、高橋 裕

奈良県立医科大学 公衆衛生学講座、奈良県立医科大学 糖尿病・内分泌内科学講座

■ 発表形態
口頭

■ 要旨
2015年-2020年度のDeSCデータベースを使用し、2015年度に甲状腺眼症の診断を受けていない人を対象、2016年度以降を追跡期間とし、同疾患の疫学データを解析した。
対象数は2,031,255人(女性1,033,040人)、甲状腺眼症罹患数は509人(女性366人)、罹患率は10万人年あたり男性4.09人・女性10.1人と女性の方が高かった。
バセドウ病と橋本病罹病者の甲状腺眼症の罹患率は10万人年あたりでそれぞれ男性1,923人・女性2,122人、男性95.3人・女性175.4人であり、いずれも有意な性差はなかった。
甲状腺眼症罹患者のうち、バセドウ病は男性61.5%・女性65.8%、橋本病は男性9.8%・女性13.7%に認められ、いずれも有意な性差はなかった。
花粉症・アレルギー性鼻炎は男性37.8%・女性45.9%、アトピー性皮膚炎は男性5.6%・女性6.6%、糖尿病は男性14.7%・女性9.0%、高血圧症は男性35.7%・女性36.1%、脂質異常症は男性16.1%・女性19.7%に認められ、いずれも有意な性差はなかった。