生産児での先天異常の有病割合および診断時期: 大規模レセプトデータベースを用いた評価

2023年2月15日

■ 学会名
第33回日本疫学会学術総会

■ 発表日
2023/02/15

■ 筆頭演者
石川智史¹
1) 東北大学大学院薬学研究科病態分子薬学分野

■ 共同演者
川目裕²,³、眞野成康¹,⁴、小原拓⁴,⁵,⁶
2) 東京慈恵会医科大学附属病院遺伝診療部
3) 東北大学東北メディカル・メガバンク機構人材育成部門
4) 東北大学病院薬剤部
5) 東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門
6) 東北大学大学院医学系研究科分子疫学分野

■ 発表形態
口頭

■ 要旨
実臨床での先天異常(birth defects:BD)の有病割合を評価することにより、本邦におけるBDの真の有病割合を推定するための情報を追加し、充実させることができる。加えて、BDの診断時期の評価により、将来レセプトデータを用いてBDをアウトカムとした研究を行う際にBDの情報収集期間を定義するための重要な知見を得ることができる。

そこで、大規模レセプトデータベースを用いて、生産児でのBDの有病割合および診断時期を評価することを目的とした。

本研究により、実臨床でのBDの有病割合および診断時期に関する新たなエビデンスを得た。