本邦レセプトデータを用いた分子標的薬時代における潰瘍性大腸炎新規発症例の長期予後の解析
2023年12月2日
■ 学会名
第14回日本炎症性腸疾患学会学術集会
■ 発表日
2023/12/02
■ 筆頭演者
諸井 林太郎¹
1) 東北大学病院 消化器内科
■ 共同演者
角田 洋一¹、永井 博¹、下山 雄丞¹、内藤 健夫¹、志賀 永嗣¹、正宗 淳¹
1)東北大学病院 消化器内科
■ 発表形態
口頭
■ 受賞名
優秀賞
■ 要旨
DeSCヘルスケア社のデータベースを用い、潰瘍性大腸炎新規発症例を同定し、発症5年後の累積非手術率・ステロイド非使用率・分子標的薬非使用率はそれぞれ98.5%、61.0%、88.7%であった。
分子標的薬の使用割合は経時的に増加しており、手術率は本邦の既報より低かったことから、分子標的薬の使用により手術を回避できている可能性が示唆された。
