レセプトデータを用いた本邦の潰瘍性大腸炎治療における後発医薬品処方実態の解明

2023年12月1日

■ 学会名
第14回日本炎症性腸疾患学会学術集会

■ 発表日
2023/12/01 

■ 筆頭演者
諸井 林太郎¹
1) 東北大学病院 消化器内科

■ 共同演者
角田 洋一¹、永井 博¹、下山 雄丞¹、内藤 健夫¹、志賀 永嗣¹、正宗 淳¹
1)東北大学病院 消化器内科

■ 発表形態
口頭

■ 要旨
DeSCヘルスケア株式会社から提供されたデータセットを用い、メサラジン、分子標的薬(生物学的製剤、低分子化合物)における、潰瘍性大腸炎で受診した全患者に対する先発品、後発品の処方割合の経時的推移を解析したところ、いずれの薬剤も処方割合、浸透率が上昇していたが、政府目標には達していなかった。

インフリキシマブの先発品、後発品についてKaplan-Meier法で累積継続率を比較したが有意な差は確認されなかった。