レセプトビッグデータを用いた生活習慣と脆弱性骨折リスクの解明
2024年6月7日
■ 学会名
第97回日本内分泌学会学術総会
■ 発表日
2024/06/07
■ 筆頭演者
中島拓紀¹
1)奈良県立医科大学附属病院 糖尿病・内分泌内科
■ 共同演者
西岡祐一¹,²,勝又美穂¹,新居田泰大¹,²,玉城由子¹,小泉実幸¹,紙谷史夏¹,毛利貴子¹,榑松由佳子¹,岡田定規¹,明神大也²,野田龍也²,今村知明²,高橋裕¹
1)奈良県立医科大学附属病院 糖尿病・内分泌内科 2)奈良県立医科大学 公衆衛生学講座
■ 発表形態
ポスター
■ 要旨
【目的】生活習慣と脆弱性骨折リスクとの関連を解析した。
【方法】DeSCデータベースより健診受診歴がある人を対象に新たな脆弱性骨折をアウトカムとして生活習慣問診表との関連をCOX比例ハザードモデルを用いて解析を行った。
【結果】対象者は927,130人、朝食無,・遅い夕食・喫煙有・歩行速度遅い・運動習慣無の選択数で脆弱性リスクを評価したところ、相加的な上昇を認め、5個持つ場合は0個と比べて1.63と有意に増加した。
【考察・結語】生活習慣は重なることで相加的にリスク増加を認めるため,包括的な生活習慣改善の指導が重要と考えられた。
