■ 学会名
第67回日本腎臓学会学術総会

■ 発表日
2024/06/30

■ 筆頭演者
橋本英明¹,²,³
1) 東北医科薬科大学医学部内科学第三（腎臓内分泌内科）2) 東北医科薬科大学衛生学・公衆衛生学教室　3) 東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門

■ 共同演者
佐藤倫広²,³,村上任尚²,³、遠山真弥³,⁴,中山晋吾¹,²,小原拓³,⁵,中谷直樹³、森建文¹,寳澤篤³,目時弘仁²,³,⁶
1) 東北医科薬科大学医学部内科学第三（腎臓内分泌内科）　2) 東北医科薬科大学衛生学・公衆衛生学教室　3) 東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門　4) 自衛隊仙台病院　5) 東北大学病院薬剤部　6) 一般社団法人東北血圧管理協会

■ 発表形態
口演

■ 要旨
DPP-4阻害薬内服群(prevalent users)群は、非内服群に比べ、糸球体ろ過量(eGFR)が45ml/分/1.73m2以上ではその後のeGFR低下量が低く、eGFRが45ml/分/1.73m2未満のグループでは腎代替療法開始リスクが低値であった。本研究はDPP-4阻害薬の長期服用が腎予後良好と関連する可能性が示唆された。今後のアジア人におけるランダム化比較試験など前向きな検討が必要である。