2型糖尿病の患者背景による違い─DeSCデータを用いた検討─
2024年5月26日
■ 学会名
日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会 第18回学術大会
■ 発表日
2024/05/26
■ 筆頭演者
亀池彩乃¹,²
1)東和薬品株式会社 2)神奈川県立保健福祉大学
■ 共同演者
坂巻弘之¹,²
1)神奈川県立保健福祉大学大学院 2)一般社団法人 医薬政策企画P-Cubed
■ 発表形態
ポスター(Poster)
■ 要旨
2型糖尿病患者の年間医療費(2020年度)は、主とする経口血糖降下薬が長期収載品である群で最も高かった。糖尿病医療費の低減には治療薬の後発医薬品へのさらなる切り替え提案が必要かもしれない。また、観測開始から4年後の医療費(中央値)は、初年次の服薬アドヒアランスが良好な群で高かったが、小額層と高額層の人数比率は不良群で高かった。服薬不遵守の患者群で新薬の処方が多く、薬剤費の高さが受診行動に影響を与えている可能性が示唆された。
