アトピー性皮膚炎患者での習慣性掻破の実態

2024年4月20日

■ 学会名
第40回臨床皮膚科医会

■ 発表日
2024/04/20

■ 筆頭演者
室田浩之¹
1) 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科皮膚病態学

■ 共同演者
中原剛士¹、能登真一²、松川美幸³、武田裕枝³、戸田力也³
1) 九州大学大学院 医学研究院皮膚科学分野
2) 新潟医療福祉大学 リハビリテーション学部作業療法学科
3) 大塚製薬株式会社 メディカル・アフェアーズ部

■ 発表形態
ポスター

■ 要旨
健康保険組合加入者対象のアンケートとレセプトを突合した匿名加工済データ(DeSC社)を用い, 成人(19歳以上),小児(18歳以下)別にアトピー性皮膚炎(AD)患者の習慣性掻破の実態を調査した。成人で「ADの症状がある」「治療している」と回答した1507例のうち習慣性掻破と判断される「かゆみを感じないが掻いている」「人に指摘され掻いていることに気づく」と回答した方は,44.5%,30.0%であった。POEMが高くなるほど習慣性掻破の割合が高くなる傾向がみられたが,POEM=0~2のほぼ症状がない患者でも「かゆみを感じないが掻いている」が35.1%と,習慣性性掻破があることが示唆された。小児もほぼ同様の結果であった。