ベンゾジアゼピン受容体作動薬の長期処方実態と診療報酬改定の影響評価

2024年12月10日

■ 学会名
第45回日本臨床薬理学会学術総会

■ 発表日
2024/12/13

■ 筆頭演者
栗原百萌¹
1)慶應義塾大学薬学部医薬品開発規制科学講座

■ 共同演者
岡田佑輔¹、漆原尚巳¹

1) 慶應義塾大学薬学部医薬品開発規制科学講座

■ 発表形態
口頭演題(演題番号:1-EPS01-1)

■ 受賞名
優秀演題賞 口演部門 受賞

■ 要旨
【目的】ベンゾジアゼピン受容体作動薬(BZD)の長期処方実態を調査し、BZDの長期処方に対する減算規定を設けた2018年度診療報酬改定の効果を明らかにする。

【方法】DeSCヘルスケア株式会社が保有するレセプトデータベースを用いた。改定前2017年(period2)、改定後2018年(period3)において、BZDの長期処方割合を集計し、継続処方終了をイベントとし、Cox比例ハザードモデルでperiod2に対するperiod3のハザード比を推定した。

【結果と考察】調査対象者はperiod2で134,618人、period3で181,906人であった。長期処方割合は6.22%、6.19%であり、ハザード比[95%信頼区間]はperiod3で1.02[1.01,1.03]であった。

【結論】改定によるBZDの長期処方の削減効果は限定的であった。