大規模レセプトデータを使った大腿骨近位部骨折患者における二次骨折のリスクに関する研究

2025年3月27日

■ 学会名
日本薬学会第145年会

■ 発表日
2025/03/27 

■ 筆頭演者
寶地戸翼¹
1) 明治薬科大学 薬学部 公衆衛生・疫学研究室

■ 共同演者
葛西雄斗¹,²、木津了¹、三好拓海¹、熊澤良祐¹、酒井良子¹、赤沢学¹
1) 明治薬科大学 薬学部 公衆衛生・疫学研究室
2) 医療法人社団協友会東川口病院薬剤科

■ 発表形態
ポスター

■ 要旨
【目的】大腿骨近位部骨折患者における二次骨折の発生頻度と退院時におけるリスク因子を検証した。【方法】DeSCヘルスケア株式会社から提供されたレセプトデータ(2014年4月から2021年9月)を使用した。大腿骨近位部骨折で手術をした50歳以上の患者を対象に、退院した日の翌月以降で二次骨折を発症した患者の頻度を算出し、Cox比例ハザード解析を用いてリスク因子の抽出を行った。【結果】対象患者93,820名のうち、二次骨折を発症した患者は9.070名であり、発生頻度は4.9/100人年だった。二次骨折のリスク因子として、高齢、女性、骨折リスク薬1種類、骨折リスク薬2種類以上が抽出された。【考察】二次骨折のリスク因子として退院時の骨折リスク薬の使用が抽出され、さらに薬の数が増加するほどハザード比が増加した。退院時にこれらの薬を複数使用している患者に対して、その必要性を評価して介入していく必要性が示唆された。