Triple Whammy患者において追加されたNSAIDsの種類による急性腎障害リスクの比較:大規模レセプトデータベースを用いた分析

2025年3月28日

■ 学会名
日本薬学会第145年会

■ 発表日
2025/3/28

■ 筆頭演者
國津 侑貴¹
1) 京都大学医学部附属病院薬剤部

■ 共同演者
阿部 里奈¹,²、平 大樹¹、中川 俊作¹、津田 真弘¹,³、寺田 智祐¹
1) 京都大学医学部附属病院薬剤部
2) 京都大学薬学部
3) 京都大学大学院薬学研究科

■ 発表形態
ポスター

■ 要旨
レニン・アンジオテンシン系阻害薬と利尿薬を併用中に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を追加された患者の急性腎障害 (AKI)リスクについて評価した。
NSAIDs 追加後最大1年間をフォローした結果、NSAIDs併用中のAKI発現率は24.08 (/1,000人年)であった。
有意ではなかったがCOX-2選択的NSAIDs追加によるAKIリスクは非選択的NSAIDs追加によるものと比較して低い傾向にあった。(調整ハザード比:0.81 [95%CI: 0.65-1.02])