免疫チェックポイント阻害薬使用とぶどう膜炎発症との関連―大規模診療データベースを用いた解析―

2023年11月11日

■ 学会名
第6回日本臨床疫学会

■ 発表日
2023/11/11

■ 筆頭演者
祝 千佳子
東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 臨床疫学・経済学

■ 共同演者
城 大祐²,³、岡田 啓⁴、藤田あさひ¹,⁵、小西孝明1,橋本洋平¹,⁵、康永秀生¹,²
1) 東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 臨床疫学・経済学
2) 東京大学大学院医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ講座
3) 東京大学大学院医学系研究科 呼吸器内科
4) 東京大学大学院医学系研究科 糖尿病・生活習慣病予防講座
5) 東京大学大学院医学系研究科 眼科

■ 発表形態
口頭発表

■ 要旨
肺がん・腎がん・悪性黒色腫患者21,363人を対象に、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)使用と化学療法群で、眼合併症リスクを比較した。Overlap weightingによる調整後、ICI使用によるぶどう膜炎と総眼合併症発症の調整ハザード比は、それぞれ1.95(1.40–2.70)、1.57(1.22–2.00)であった。ICI使用はぶどう膜炎を含む眼合併症のリスク増加と関連していた。