高齢CKD患者の腎予後と生命予後のステージ別解析
2025年6月22日
■ 学会名
第68回日本腎臓学会学術総会
■ 発表日
2025/06/22
■ 筆頭演者
小林亜理沙¹,²
1) 京都大学大学院医学研究科
2) 東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科
■ 共同演者
比良野圭太¹、奥田忠久¹、池之上辰義¹、横尾隆²、福間真悟¹
1) 京都大学大学院医学研究科
2) 東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科
■ 発表形態
ポスター
■ 要旨
高齢者におけるCKDステージが腎および生命予後へ与える影響については明確な見解が得られていない。我々は国内大規模保険者データベースを用いて、75歳以上の後期高齢者を対象にCKDステージ分類を行い、各ステージにおける腎予後と生命予後を検討した。尿蛋白陰性集団では腎機能低下進行による透析導入発生率の上昇は緩やかであった。またステージ進行に伴い、生命予後・心血管疾患発症リスクは上昇傾向であったが、その影響も尿蛋白陰性集団では軽度であった。
