高齢者における神経障害疼痛の治療薬と骨折の関連性
2023年11月11日
■ 学会名
第6回臨床疫学会
■ 発表日
2023/11/11
■ 筆頭演者
牧戸 香詠子¹
1) 東京大学大学院医学系研究科生物統計情報学講座
■ 共同演者
岡田 啓¹、康永 秀生²
1)東京大学大学院医学系研究科糖尿病・生活習慣病予防講座
2)東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻 臨床疫学・経済学
■ 発表形態
ポスター
■ 要旨
ミロガバリンは副作用としてふらつき、眠気、めまいがあり、高齢者にとって転倒による骨折の危険性があるが、同じ作用機序をもつプレガバリンと副作用について比較した報告はない。2019年4月から2020年3月の間にこれらを処方された65歳以上の患者を対象に骨折アウトカムを比較した。感度分析にて他の鎮痛薬を使用していない場合に同様の解析を行った。ミロガバリンはプレガバリンと比較して、骨折の発生率の低下と関連があった。
