日本における誕生月の分布の変化が疫学研究にもたらす影響

2025年10月29日

■ 学会名
第84回日本公衆衛生学会総会

■ 発表日
2025/10/29

■ 筆頭演者
竹下沙希¹,²
1) 奈良県立医科大学公衆衛生学講座 
2) 奈良県立医科大学附属病院臨床研修センター

■ 共同演者
西岡祐一¹,²、森田えみり¹、山﨑一幸¹、明神大也³、野田龍也⁴、今村知明¹
1) 奈良県立医科大学公衆衛生学講座
2) 奈良県立医科大学附属病院糖尿病・内分泌内科 
3) 浜松医科大学健康社会医学講座 
4) 関西医科大学メディカルデータサイエンス講座

■ 発表形態
口頭

■ 要旨
DeSCデータベースから2018~2022年のデータを対象に、回帰不連続デザインで誕生月と死亡率の関連を分析した。男女ともに4月生まれより3月生まれの死亡率が高く、有意な不連続性が見られたが、2020年の人口動態調査を用いた年齢調整後は見られなくなった。誕生月の研究においてその分布の経時的変化により、誕生月間の比較可能性に限界が生じることが示されるとともに、既報では分布の変化の影響で誤った関連が報告されている可能性が示唆された。