レニン-アンジオテンシン系阻害薬・利尿薬・非ステロイド性抗炎症薬の併用状況と急性腎障害のリスク解析

2025年11月22日

■ 学会名
第35回日本医療薬学会年会

■ 発表日
2025/11/22

■ 筆頭演者
國津侑貴¹
1) 京都大学医学部附属病院薬剤部

■ 共同演者
阿部里奈¹、幾田慧子¹、平大樹¹、中川俊作¹、津田真弘¹,²、寺田智祐¹
1) 京都大学医学部附属病院薬剤部
2) 京都大学大学院薬学研究科

■ 発表形態
口頭

■ 要旨
レニン-アンジオテンシン系阻害薬(RASI)、利尿薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と急性腎障害(AKI)発現について自己対照ケースシリーズを用いて解析した。3剤併用状態のAKI発現率比は、RASI&利尿薬、RASI&NSAIDs、利尿薬とNSAIDsそれぞれの2剤併用状態に対して2.16 [95%CI 2.02-2.31]、7.98 [6.97-9.12]、1.03 [0.87-1.21]であり、3剤併用の中でも利尿薬の使用種数が増えるにつれてAKI発現率比は上昇した。