血圧受診間変動と認知症リスクの関連と降圧薬を含む背景因子の影響:国保健診・レセプトデータベース
2025年11月29日
■ 学会名
第37回血圧管理研究会
■ 発表日
2025/11/29
■ 筆頭演者
佐藤 倫広¹,²,³
1) 東北医科薬科大学医学部衛生学・公衆衛生学教室
2) 東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門
3) 東北医科薬科大学病院薬剤部
■ 発表形態
口頭
■ 受賞名
日野原重明賞
■ 要旨
降圧薬使用者における血圧受診間変動と認知症リスクとの関連を分析し、背景因子や降圧薬の種類による影響を検討した。5回の健診を受診し、レセプトで降圧薬処方が確認された高血圧患者112,797名を抽出した。収縮期血圧の個人内変動係数による分類で、1~5群を基準とした場合の6群におけるハザード比は1.43であった。年齢、各種降圧薬クラス、多剤併用、および服薬アドヒアランスを含むその他の背景因子において、有意な交互作用は認められなかった。降圧薬クラスや服薬アドヒアランスに関わらず、降圧薬使用者において血圧受診間変動が認知症リスクとなる可能性が示唆された。
