大規模レセプトデータを使った大腿骨近位部患者における二次骨折のリスクに関する研究

2024年3月30日

■ 学会名
日本薬学会第144年会

■ 発表日
2024/03/30

■ 筆頭演者
三好拓海¹
1) 学校法人明治薬科大学

■ 共同演者
葛西雄斗¹,²、木津了¹、寳地戸翼¹、酒井良子¹、赤沢学¹
1) 学校法人明治薬科大学
2) 東川口病院薬剤科

■ 発表形態
口頭

■ 受賞名
学生優秀発表賞

■ 要旨
[目的]大腿骨近位部骨折患者における二次骨折の頻度とリスク因子について検討した。
[方法・結果]DeSCヘルスケア株式会社から提供されたレセプトデータ(2014年4月から2022年2月)を用いた。対象患者は2015年7月から2021年2月までに大腿骨近位部骨折が確定診断として付与されかつ、大腿骨近位部骨折に対して手術が行われた50歳以上の患者とした。二次骨折の発生率を算出し、二次骨折に関連する患者背景因子を検討するために多変量ロジスティック回帰分析を用いて調整オッズ比を算出した。対象患者(n=49766、平均年齢84.8歳、女性の割合78.2%)のうち二次骨折の発生率(/100人年)は7.6だった。多変量解析の結果、調整オッズ比(95%信頼区間)は性別が女性は1.11(1.00-1.22),CCIスコア5点以上は1.24(1.08-1.42)、転倒・骨折リスク薬2剤以上は1.14(1.04-1.26)となり、二次骨折と有意に関連した。