DeSCデータベースを用いたヘルスリテラシーと健康アウトカムの関連性の検討
2026年2月22日
■ 学会名
日本臨床疫学会 第8回年次学術大会
■ 発表日
2026/02/22
■ 筆頭演者
川崎 洋平¹
1) 埼玉医科大学大学院 生物統計学教室
■ 共同演者
大澤 麻衣子¹、佐野 博美²、劉 寧²、藤松 美佳²、鈴木 一史²、栗田 芳和³、石川 ひろの⁴
1) 埼玉医科大学大学院 生物統計学教室
2) DeSCヘルスケア株式会社
3) ヘルスイノベーションマネジメント株式会社
4) 帝京大学大学院公衆衛生学研究科
■ 発表形態
ポスター
■ 要旨
DeSC社データベース(レセプトおよび「kencom」アプリのアンケートデータ)を用い、ヘルスリテラシー(HL)の指標であるCCHLと健康アウトカムの関連を大規模に検討した。2021年6月にアンケートに回答した23,544人のうち、約6割が「CCHL4点以上」の高HL群であった。分析の結果、高HL群ほど高年齢で、男性の割合が高い傾向であった。HLが最も低い群(2点未満)では、健診の未受診率が最も高い傾向であった。高血圧や脂質異常症、心疾患の有病割合にはHL区分間で差が見られましたが、糖尿病や悪性腫瘍では明確な差は認められなかった。本データ基盤により、個人の心理社会的背景を包括的に記述できる可能性が示された 。今後は、年齢や性別などの交絡因子を調整した多変量解析を行い、HLと健康アウトカムの独立した関連性をより精緻に推計する予定である 。
