本邦の高齢者における2型糖尿病の治療実態、服薬アドヒアランス及び治療継続率に関する後方視的研究
2026年3月28日
■ 学会名
日本薬学会第146年会
■ 発表日
2026/03/28
■ 筆頭演者
植月すず
明治薬科大学 薬学部 公衆衛生・疫学研究室
■ 共同演者
小野田莉沙子、吉田真刀、黄章徳、酒井良子、赤沢学
明治薬科大学 薬学部 公衆衛生・疫学研究室
■ 発表形態
ポスター
■ 要旨
2型糖尿病 (T2DM)新規治療患者を対象に各年齢層のT2DM治療薬の処方実態、12か月治療継続率を検討した。DeSCデータベース(2014年4月~2023年8月)を用い、新規にT2DM治療薬が処方された患者を対象に後方視的解析を行った。対象患者を65~74歳、75~89歳、90歳以上の3群に層別化した。T2DM治療薬が初回処方されてから12ヶ月以上継続して処方されていた割合を治療継続率、T2DM治療薬の処方日数を調査対象期間の日数で除した割合をMPRとして算出した。いずれの年齢層においても初回処方薬はDPP-4阻害薬が最多であった。12か月治療継続率は、65~74歳ではSGLT-2阻害薬が最も高く、DPP-4阻害薬も同程度に高かった。75~90歳、90歳以上の高齢群においても同様の傾向が認められ、年齢が上がるにつれて全体的に治療継続率は低下した。服薬アドヒアランスでは、DPP-4阻害薬、SGLT-2阻害薬、BG、TZDが各年齢層で比較的高値であった。
